「白衣の天使」だからこそ心配なのは…
看護師の制服といえば白衣ですが、生理の時は経血が漏れて白衣が汚れていないか気にしている人も少なくありません。真っ白な白衣に少しでも汚れがついていたら目立つので周りの人はすぐに気づいてしまいます。そのため、生理の時は常に緊張感を抱えて仕事をしています。
看護師は生理トラブルが多い
看護師として働き始めてから、「業務の忙しさと不規則な生活リズムでストレスを抱えるようになり、生理不順になってしまった」という人も少なくありません。いつ生理がくるか分からない緊張感を抱えながら仕事をするのは大変です。看護師という仕事柄、患者さんの処置や急患の対応など業務にかかりっきりになることも多く、休憩になるまでトイレに行けない場合もあります。生理不順だと経血量が多くなるため、頻繁にトイレに行けないのは心配ですよね。
経血量が多いと心配になるのが漏れ。看護師の制服である白衣は清潔感をイメージしているため白や淡い色合いのものが多いので、経血が漏れて白衣を汚してしまうと目立ちます。長時間のオペと重なったり、患者さんの対応につきっきりになったりするとトイレに行く時間も取れません。小まめにナプキンを換えられないので漏れていないか心配になるのも当然のことでしょう。
看護師ならではの経血漏れ対策
漏れ対策として一番よく聞くのが、夜用ナプキン・生理用ショーツ・ガードルを着用すること。夜用のナプキンは昼用のナプキンよりもたくさん吸収してくれるので、長時間ナプキンを交換できない忙しい看護師にピッタリなんですよ。夜用の中でも羽根つき&後ろが長めタイプは経血の伝い漏れや横漏れもしっかりガードできるんです。さらに、生理用のサニタリーショーツとガードルを重ねることでナプキンのズレ防止にもなるので、経血漏れを二重三重に防げます。
それでも心配ならカーディガンでガードしましょう! お尻をすっぽり隠してくれるロング丈のカーディガンなら白衣に漏れた経血をしっかり隠してくれますよ。ネイビーやグレーなどの濃い色なら経血の色も目立たないので安心です。
もし白衣についてしまったら
血液の染みは、時間が経つとタンパク質に変化してしまうため落ちにくくなります。染みがついたらすぐにティッシュで血液を吸い取り、濡らしたハンカチでポンポンと叩いて染みを薄くします。この時注意したいのが、お湯ではなくぬるま湯や水を使うこと。40度以上のお湯を使ってしまうと血液中のタンパク質が固まってしまうので、染み抜きがしにくくなるんです。それでも落ちないようなら漂白剤を使ってみましょう。ただし、塩素系は白衣そのものが変色してしまう恐れがあるので、酸素系漂白剤を使うようにしましょう。